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爪を立ててシャンプーはダメ!実はそれが頭がかゆくなる原因かも

シャンプーされる犬

あなたはシャンプーする時、爪を立てて洗ってしまってはいませんか?

実はそれ、頭皮や髪にとって絶対NGの洗い方なんです!

どうしても地肌のかゆみがおさまらない場合、爪を立てて洗ってしまいがちですよね。
しかし爪を立てて洗ってしまうと頭皮や髪に負担がかかり、より頭がかゆくなりやすくなる原因になってしまう可能性があるのです。

目次

1.爪を立ててシャンプーしてはいけない理由

疑問を提示

あなたは顔を洗う時、爪を立ててガリガリと洗いますか?
洗顔は優しく泡で洗うという方がほとんどではないでしょうか。

頭皮も、顔や他の肌と同じ。爪を立てて頭を洗うと、その他の肌と同じように皮膚を傷めてしまうのです。
では、実際爪を立ててシャンプーするとどのような悪影響があるのかを見ていきましょう。

1-1. 頭皮を傷めてしまう

頭皮アップ

頭皮は髪が生えていて、目に見えにくい部分です。
頭を洗う時、爪を立てて洗うと頭皮を傷つけてしまいます。

頭皮以外の肌の部分をもし爪を立てて洗うとどうなるでしょう?
赤く腫れあがったり、肌を傷めてしまう事がわかると思います。
髪の毛があるからと言って、頭皮は丈夫なわけではありません。

爪を立ててガリガリ洗ってしまうと、大きな傷から目に見えない細かな傷までたくさんついてしまうことになります。
そうするとそこから雑菌が入り込んで繁殖し、頭皮トラブルに繋がるのです。

1-2.髪を傷めてしまう

髪の悩みを抱える女性

爪を立ててシャンプーすると頭皮だけでなく髪まで擦れてしまうので、髪のキューティクルが剥がれてしまい、切れ髪や枝毛の原因になります。

またキューティクルが剥がれてしまうことで、髪の内部の水分が抜けパサパサになってしまったり、ヘアカラーをしている場合はカラー剤が抜けやすくなるので色落ちが早くなってしまったりします。

1-3. フケが出てしまう原因になる

フケは「頭垢」と書き、文字通り頭の垢を意味します。
本来はフケは、肌の新陳代謝により頭皮の角質が剥がれただけのものなのですが、爪を立ててシャンプーすることにより頭皮が傷つき、角質が剥がれやすくなります。

そうすると皮膚の角質層がボロボロととれてしまい、それが乾いた時にフケになるのです。

2.爪を立ててシャンプーすることで余計に頭がかゆくなりやすくなる!

頭皮マッサージされる女性

日中、気づいたら頭をポリポリかいていたり、少し汗をかいただけで頭がかゆくなったりしていませんか?
もしあなたが普段爪を立ててシャンプーしていたとしたら原因はそれかもしれません。

気持ちがいいからって爪を立ててシャンプーしていたり、そのほうがしっかり洗えていると思っているとしたらそれは全くの間違いで、むしろ逆効果なんです。

2-1.爪を立ててシャンプーしてしまう理由

そもそも爪を立ててシャンプーする理由は何でしょうか?

  • 爪を立ててゴシゴシ頭皮を洗うと気持ちが良い
  • 洗った気がしないから爪を立てて洗う
  • 痒みがとれない
  • 洗った後の爽快感が欲しい

これらの理由がほとんどだと思います。

でも頭皮を爪で擦れば擦るほど、皮膚は炎症していき、赤くなってかぶれていきます。
爪で擦る事により、頭皮の角質を無理に剥がしてしまう事になるので、角質の序列が狂ったり、角質層が増えるなどのトラブルを招き痒みが発生するのです。

そうなると、痒みがおさまらない頭皮の状態になってしまうので爪を立ててシャンプーせずにはいられなくなるのです。

2-2.頭皮が傷つくことで雑菌が繁殖しやすくなってしまう

雑菌・ウイルスのイメージ

頭皮が傷ついてしまうと、炎症を引き起こしかぶれや発疹の原因になります。
頭皮がかぶれたり発疹ができてしまう症状の理由は雑菌が原因の一つです。

皮膚がかぶれると頭皮がべとついてきます。
雑菌は湿り気なところを好むので、頭皮に雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
頭皮に雑菌が繁殖するとさらにかゆみが出てきてしまうのです。

しっかり洗おうと爪を立ててガリガリしてしまうと、逆に菌を繁殖させてしまうことになるということです。
では、どのようにシャンプーすればいいのでしょうか?爪を立てなくても、気持ち良く爽快感を得られるシャンプー方法をご紹介します。

3.爪を立てなくても爽快感を得られるシャンプー法

シャンプーボトル

ゴシゴシ爪を立ててシャンプーしなくても、頭皮を傷めずに爽快感のある洗い方があります。
先に要点を言うと「シャンプーは爪を立てず指の腹を使って、頭皮をマッサージするように洗う」です。

具体的にどのように洗うか一つ一つ詳しく見ていきましょう。

3-1.「指の腹で」洗う

指の腹でマッサージ

まずは爪を立てずに、指の腹の部分で洗うようにしましょう。
指の腹は柔らかく刺激も少ないので、頭皮や髪を傷めないで洗う事ができます。

その際、あまりに強い力でゴシゴシと洗ってしまうと結局強い力を与えてしまっていることになるので注意です。
ですが指の腹で触る程度の洗い方では、今度は汚れがそれほど落ちなくなるので、揉み込むように洗うと良いでしょう。

3-2.「頭皮を」洗う

シャンプーというのは「髪を洗うもの」と思いがちですが、実はシャンプーは基本的に「頭皮を洗うもの」です。

頭皮には皮脂腺があり皮脂が分泌しています。
皮脂が頭皮に残り酸化すると、かゆみを発症させたり、べとつきや臭いなどの原因にもなります。

この皮脂を落とすためにシャンプーしているのですね。

髪の毛自体には皮脂腺がないので、ホコリをかぶったり、スプレーや、ワックスなどをつけないかぎり、実はそれほど汚れたりべとついたりしていないのです。
ですのでシャンプーするときは「頭皮を」洗いましょう。

3-3.「マッサージをするように」洗う

頭皮マッサージ

頭皮には毛細血管が集まっています。
マッサージをするように洗うことで頭皮が血流を良くなり、洗い終わった時によりスッキリと爽快感を感じられるのです。

また、血流が良くなると頭皮全体に栄養が行き渡り、抜け毛予防や育毛にも効果的です。
こめかみに親指をあてて頭を抱え込むように洗うのがコツです。

ちなみに、頭のツボであるこめかみや、くびのつけ根の辺りを指圧するように押してあげると、頭や目の疲れなどもとれますし、頭皮全体をマッサージする事は、シワ予防や顔のリフトアップなどにも効果があるので美容にも効果適です。

4.まとめ

健康な頭皮や髪を維持するためには、爪を立ててシャンプーしてしまうと頭皮に炎症などのダメージを与えてしまい、よりかゆみを引き起こすことになります。

シャンプーをする時は、
「爪を立てず指の腹を使って、頭皮をマッサージするように洗う」です。
実践してみると結構気持ちいいですよ。ぜひ一度試してみてください♪

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